ブラック企業、なかなかこの手のニュースというのはなくなりません。
それだけ、ブラック企業というのは世の中に多いという事なんでしょう。
私もこれまで、超ブラックという、企業で仕事をしてきたこともありました。
時給に換算したら、いったいいくらなんだよというくらいです。400円!?くらい(笑)
最低賃金を大きく下回っていました。
勤務時間外、休日などの仕事の強制、ほんと最悪な思いをしました。
そんな企業にも石の上にも三年と、特に文句も言わずに頑張りました。
結果、限界がきて、退職しました。
退職の際にも、結局有給消化させてくださいとお願いしても、高圧的な態度で却下されました。
そん時に本当に悔しい思いをしました。
どうしたらブラック企業がなくなるのか?
そう考えたときに、やはり、働いている従業員自身が労働基準法や関連法律の知識をみにつけて置くというのが大事だと思います。
皆さん、信じられないかもしれませんが、中にはブラック企業に身を置きながらも、自覚のない人が案外います。
いじめられてるのに、いじめだと思っていない人と同じようです。
その人自身が気づいていなくて幸せならそれでいいという意見もありますが、やはり健康状態、メンタルヘルスにも影響することなどで、ほってはおけません。
そのことを踏まえても、まずは従業員の知識向上を目指す必要があると思います。
具体的には失業した際の雇用保険の受給の説明会などで強制的に労働基準法の講習を開くなど、手があるはずです。
とにかく、知ることがまず第一です。
知らないと主張すらできません。
もう一つ、私が思う、ブラック企業撲滅対策として、
管理職の労働基準法やその他関連知識の講習などです。
これも従業員と同じです。
管理職が優秀とは限りません。
馬鹿な上司、最低な上司は世の常です。
先程の私の例で言えば、有給取得の件ももしかしたら、そのバカな上司に知識がなかっただけなのかもしれません。
有給がどれだけあって、どのタイミングで付与されているのかを知っていたとは限らないのでは?とあとあとになって思いました。
意図的に知っていてやっていた可能性も高いですが、ほんとうに知らないパターンも十分にあります。
ちなみに、もっと上の経営者トップレベルに言っていたら状況は変わっていたのかもしれません。
ということで上司のこの労働基準法のリテラシーを上げてほしいということです。
というか上げるべきです。
こういう無知な人間が上に立つことで、会社全体が黒色に染まってしまうのはもったいないです。
次からは直属の上司に言ってだめならば、違う人に言います。
ちなみに上司に言った後、事務員レベルの人にも言いましたが、それは会社で決まっているから取れないと濁されました。
恐らく、知っていたけど、そのバカ上司に忖度したんでしょう。
とにかく、この二つをやるだけでもブラック企業は少なくなると思います。
そこで、やはり社労士が、企業側に立ち、改善や必要な講習とを実施していくというのも大事な仕事だと思います。
ただ現実、難しいと思います。
ブラック企業は本当になくなって欲しいと思います。
完全ホワイトではなくてもいいです。せめて白よりもグレーでもいいです。