行政書士試験合格後、社労士試験にも合格しようと勢いづいた僕でしたが、結局は志なかばでやめてしまいました。
それはそれで別にいいんですが、そのときに気づいたことがあります。
それはこれまで、私は宅建士だの行政書士だの危険物だの資格試験の勉強してきました。
大抵は覚えることに苦労してきました。
でも不思議と社労士の勉強だけはそこまで苦労せずに暗記することができました。
たらればの話になりますが、もしあのまま試験勉強を続けていたら本当に合格できたのかもしれません。
それぐらい、これまでにないくらいに暗記することができました。
しかも一般的には、社労士試験の勉強は暗記するのに大変苦労すると言われています。
数字であったり専門用語であったり、とにかく地味な感じがするものが多いのと、期間など数字が多いのが特徴です。
でもなぜ、私は記憶の定着が良かったのか?
理由は二つあります。
恐らく、皆さんにも通ずるものが一個。
まずその一個目です。
①毎日の生活に密着しているものが多い
労働基準法、労働安衛法、健康保険、年金など、働いている人であれば誰も接しています。もちろん、年金などは働いてなくても接しています。
つまりはこれらの仕組みをよく知ることはすぐにでも利益になるということです。
一方、民法なども普段から接する法律であることはあるんですけど。
あんまりトラブルになるということあるかという話です。
100万単位の大きな買い物をしたとかでいうならば、その過程または取引後においてトラブルになることは多いです。
ただ、普通の買い物で、訴える訴えないにはならないでしょう。
社労士の場合、給料の算定が法定通りでないとわかったら、従業員なら指摘するでしょうし、また指摘しやすく、比較的主張が通りやすいです。
つまり、社労士試験の科目を知っておくと、実生活に反映しやすいということです。
ここが社労士試験の勉強の違いです。
つづいて2つ目。
ほぼ私に限った話なんですが、生まれつきなのか、後発的なのかわかりませんが、昔から数字に異様に固執する性格です。
数字が頭の中に入ってきやすいのです。
別に難しい計算問題ができるとかではありませんが、数字を凝視?してしまう癖がついているのです。
数字を無機質なものと捉えないというか。
説明は難しいですが、とにかく数字は頭に入り易いんです。
これは特殊ですが、これが私が社労士試験の勉強がうまくいっていたという理由です。
もし労働していて、失業した経験があり、年金貰う年齢に近づいてきていて、ブラック企業に勤めていて、工場などに転職経験がある人ならば、ある程度、記憶の定着がスムーズだと思います。
ってそんな人めったにいないですよね(笑)